ひなたでは、専門のフィットネスインストラクターが利用者さんと一緒に取り組むダンスプログラムを活動のウリにしています。ダンスとは言っても重度の利用者さんが多い当施設ですから、音楽に合わせてカラダを少しだけ動かすのがやっとの人たちが多いのも事実。でも毎回同じ曲をかけていると、少しずつですが進歩が見られます(笑)。でも今回ダンス番外編としてご紹介するのは、若林宗くん。ひなたの中でもダントツに重い障がい区分の彼は、ふだんは窓際にあるソファで無表情に寝転んでいることがほとんどなのですが、好きな音楽が聞こえてくると、突然のように立ち上がって踊り出すのです。その変身ぶりに、スタッフたちも本当にビックリ。こんな素敵な笑顔をもっと引き出す支援方法を、もっと考えていかなくちゃあと改めて思いました。