自閉症のアーチストとして、これまで数々の個展を開催、国内だけでなく国際的にも数々の受賞歴がある徳岡麻実子さんが、2月15日に、わざわざ神奈川県横須賀市の自宅から3時間かけて車に乗り、陽を見学に来てくれました。麻実子さんが描く素晴らしい色彩感覚のドローイングは、陽の玄関にも展示していているので、施設に遊びに来てくれた方ならご存じかもしれませんね。

現在、彼女が入居できるグループホームを探しているのですが、その第1候補が古河市内にあるホーム。ここに決定すれば、日中活動の場は陽を選んでいただけることになりそうです。スゴいことになりました! 徳岡麻実子さんといったら、障がい者アートの世界では一世を風靡したスーパーアーティストの1人です。今でこそ作画活動はあまりしていないようですが、色彩感覚は衰えていないはず。現在はまっているという粘土作りでも、きっと素敵な作品を作ってくれるに違いありません。

アート活動も売りの1つとしたい陽にとって、まさに看板利用者の出現です(笑)。徳岡さんの創作意欲に導かれて、他の利用者さんたちに眠っていた才能が湧き出ていくかもしれません。そんなことを夢見て、まずはグループホームのショートステイ入所期間中の体験利用から、徳岡麻実子さんを受け入れさせていただきます。彼女の作品が見たい方は、ぜひ陽まで遊びに来て下さい。原画だけでなく、立派な画集もありますよ。

徳岡麻実子さん一家の写真
徳岡麻実子さん(写真中央)と、お母さん(右)と、お兄さん(左)