陽では、現在、「小さな生産活動」として内職作業を取り入れています。重度の利用者さんでも無理なく対応できるような仕事を選んで受けているのですが、本日初めて利用者の皆さんに「初のお給料」を支給することが出来ました。作業の参加度によってお渡しできる金額は違います。「給料」と呼ぶにはお恥ずかしいような額の方もいらっしゃるのは事実です。でも大切なのは、金額の大きさではないでしょう。アート活動と同じく、みんなが作業に参加することによって生まれた副産物であるお金を、できるだけ分け合っていくこともまた、大切にしたいと考えています。「陽は、仕事をする場所」と認識して、毎日通って下さる利用者さんもいます。そんな方の期待に少しでも応えられるように、私たちは「小さな生産活動」にも積極的に取り組んでいく予定です。